注意 

ここは鬼太郎受けのやおい小説のページです。
間違って開いた方、18歳未満の方、
鬼太郎受けに嫌悪を抱く方は観ないでお戻り下さい。

基本的に松×高ですが、この話では二人が体を売っている設定
ですので、別の男達を相手にするシーンもあります。
そういうのが不快な方は読まないで下さい。

太ったおやじに高山くんが…


















































松×高パラレル小説
春売り少年・高と松』



第一章「年をとらない少年」


夜の妖しげな世界では噂になっていた。少年を抱ける店があると。
しかもその少年は人間ではないので法にもふれないらしい。
少年は年をとらないのだ。

そのいかがわしい店で、少年は一番人気だった。
少年は高鬼(たかき)という名前で
高(タカ)と呼ばれている。
見た目は10〜12才くらいの、か細い体をしていた。
髪は明るい茶髪で、肩まで付きそうな長髪。
左目が生まれつきないらしく、髪で隠していた。

生まれてすぐに両親共亡くなり、ここへ売られてきたらしい。
高が普通の人間でないことはすぐにわかった。
ケガをしてもすぐに治るし、妙に勘がいい。
店主がこの子供の正体を探っていると、妖しい男がやって来た。
汚い身なりでネズミのような顔をした男だ。
自称・妖怪博士と名乗る胡散臭い奴だが、おかげで少年の正体がわかった。

高は滅んだと言われていた幽霊族という妖怪のたった一人の生き残りだと言う。
何百年たっても少年の姿のまま生きるらしい。
その他、いろいろな能力があるらしいが、高は自分のことが何も
わからないせいか、その能力はあまり開花していないようだった。

まるで異世界のような雰囲気を持つ妖しげな店は、
古めかしいデザインの3階建ての屋敷で、敷地がかなり広く、林に囲まれていた。
その一部屋にタカは半ば監禁状態で暮らしていた。
外に出られるとすれば、中庭だけだった。
食事は部屋に運ばれてくるし、シャワーやトイレなどは部屋に付いている。
本を読んだり、音楽を聴いたりもできるが、
本当に彼はただ男に抱かれるために生きているような生活をしていた。

高がここに来てもう数年たっていた。お客も常連がたくさんいる。
今日のお客も始めての年から通っている男だった。

「高、おまえは本当に変わらないな。私はもうこんなに年をとってしまったよ。」

部屋に入り、高の美しい肌を見つめウットリしながら、太った中年の男は言った。

「そんな…社長さんはまだまだお若いですよ…」

優しい口調でそう言う高に、男は自分の体で一番汚らわしい部分を出して答えた。

「ああ、そうだな。ここだけはまだ元気だ。」

下品に笑う男にも高は苦笑するしかない。

「さあ、高。今夜はたっぷり抱かせておくれ。」

男が高の体を押し倒した。

一番人気の高は予約が数ヶ月も先までうまっていて、常連といえど
そうしょっちゅう高を抱くことはできない。
なので、男は久しぶりに高を抱くことができて興奮していた。

「ハァ、ハァ、高…」

男が高の体のあちこちに口付ける。

「ンッ…あ…」

小さく声をもらす高。
男はその声にも興奮してしまう。

「ああ…高…おまえが欲しい…」

男は高の秘部に指を入れた。

「あっ…!」

指をどんどん増やして、かき混ぜながら奥へと進めた。

「あっ!あっ…ああっ…!!」

感じやすい高はそれだけで体をビクビクさせた。

「フフフ…今もっといい物をあげるからね…」

男はいやらしく耳元でささやき、高の両足を大きく開き、
自分のふくれあがった欲望をそこに押し入れた。

「んああっ!!」

高はこの行為を何度もされているが、
ゾクッとしてしまう感覚はどうしょうもなかった。

男は激しく高の小さい体を揺さぶった。

「あっ!あっ!ああっ…んっ!」

「かわいい…高…いっぱい…出していいんだよ…」

男は高のそそり立ってきた物を片手で愛しげにこすった。

「ああっ!いやあっ!!」

「嫌じゃないだろう?こんなに濡らして…」

「あっ!ダメ…ッ…いっちゃ…っ」

男に前も後ろも激しく攻められて、高はあっけなく達した。
男はまだだった。高の体をひっくり返し、腰を持ち上げ、
後ろから再び挿入した。

「んああっ…!」

それから何度も体制を変えて、男は高を抱き続けた。

お互い汗と精液で濡れながら、夜通し快感に溺れていった。


翌朝、一人になった高は深い眠りから覚めて、ヨロヨロと起きてシャワーを浴びた。
そして、泣くのだ。

「ふっ…うっ…うっ…」

本当はこんなことはしたくない。
すぐに逃げ出したい。高はそう想っていた。
しかし、高はここに留まることを自ら選んでここにいるのだ。
何故だろう…?それは高自身もよくわからなかった。



つづく







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