クラキル小説

「クラピカルーム」

第二話〜「おしおき×プレイ×純粋?」



BL、クラピカ×キルアのカップリングが嫌いな人、18歳未満の方は読まないで下さい。


マンガのクラキルームの続きです。
全部マンガだととても日にちがかかりそうなので
小説とマンガに分けました。
続きはマンガになります。


天井から4本、鎖が下がっている。それはすべてキルアに繋がっていた。
キルアは体が宙に浮いた状態にされている。
手足に鎖が繋がり、足は広がった形で、大事な所が丸見えである。


「…クラピカ…何これ…?」

少し脅えた様子でつぶやくキルア。
これをキルアにやったのは最愛の恋人・クラピカらしい。



「おしおきだ…」

クラピカはうつむいたまま低めの声で言った。

「え?オレ、何もして…」

キルアが否定をしようとするのをさえぎるように
クラピカは声を荒げて言った。

「おまえは、私が留守をしていて、数日間会えなかった日々、
他の男に体を許しただろう!?」


「そっ…そんなことしてねえよ!!」

キルアも大きな声で反論したが、クラピカの
怒りは体からあふれているようだった。

「おまえはこの行為が好きだからな…
我慢できなくなったのか…?」

「だからしてねえって!!あっ…!」

クラピカがキルアの胸の尖りを
キュッと強くつまんだ。

「感じやすい体だからな…私でなくても
おまえは喜んでしまうんだろうな…」

「いっ…痛えよっ…!やっ…め…」

「痛い?そう言いながらもおまえの
ここは反応しているぞ?」


今度はクラピカの手がキルアの中心をにぎった。

「うっわっ!」

ビクンと体がはねた。
クラピカの手はそれを強めに少ししごいた。

「あっ!うっ…」

「…このみだらな体が…私を裏切ったのか…」

「んっ…くっ…クラピカ…
オレ…本当に…」


クラピカはキルアの言葉を聴かず、
何かを取り出し、キルアの蕾に挿入した。

「ひゃっ!?何っ…?」

小さな卵形のプラスチックだ。紐が繋がっていて
リモコンのような物がついている。

「小さいから痛みはないだろう?」

クラピカはそのスイッチをオンにした。
するとブブブと音をたててそれは震えだした。

「あああっ!」

キルアの中でそれが細かく振動している。

「どうだ?このおもちゃは…」

「いやっ…だっ…抜いて…っ…」

「それにしては前も先ほどより反応しているぞ?」

再びキルアの中心を強く握るクラピカ。

「ひっ!いっ…あっ…」

「本当におまえはいやらしい体をしているな…」

「…オレを…こんな体にしたのは…クラピカだろ…っ?」

「ああ…そうだったか?しかし…
私と交わる前に、誰かとしたんじゃないのか?」

「してなっ…あう…っ!!」

中の振動が強くなった。
クラピカがスイッチを『強』にしたのだ。

「やあっ!…うっ…くっ…」

キルアの体は激しく暴れ出した。

「おまえはこんなおもちゃでも
感じる淫乱な体だからな…」

「やだっ…!…ぬ…抜いてっ…」

「本当に嫌なのか?」

「やだっ…出してっ!!」

「…まあいいだろう…」


クラピカはおもちゃを抜いた。

「はっ…はぁ…はぁ…」

キルアは呼吸を乱していた。

「私が欲しいのか?」

クラピカは自分のモノを握って聞いた。

「…うん…オレはクラピカじゃなきゃ…」

「…しかたないな…しかし…」


クラピカはキルアの中心の付け根に何かが
細かい字で書いてある紐を結んだ。

「!!何これ!?」

「おまえはすぐにイッてしまうからな…
私が許すまでこれは切れないように念を
込めてある。」

「そんなことに念を使うなよっ!!」


思わずつっこんでしまうキルアだが、
すぐに自分がつっこまれる。

「うああっ!!」


クラピカがキルアの中に入ってきたのだ。

いつもより乱暴に一気に奥まで差し込まれ、
全身に衝撃が走る。

「おしおきだからな…こうでもしないと
意味がないだろう…っ」


クラピカは腰を揺さぶりながら
言った。

「やっ…ああっ…んっ…」

「…気持ちいいのか?」


容赦なく突き上げているのに
キルアはあえぎ、感じている。

「まったく…おまえはっ…」

「クッ…クラピカだから…っ…」


キルアが息もたえだえに言う。

「クラピカだから感じるんだ…っ」

「ほう…ということは他の奴と比べてと言うことか?」

「ちっ…ちがっ…だからっ…オレはしてなっ…」

クラピカはさらに激しく腰を打ちつけた。

「あっ!あっ!ああっ!」

キルアの中心が膨れ上がっていく。

「いっ…痛っ…クラ…ピカ…これ、はずしてっ…」

「なんだ?もうイクのか?」

「イキ…たい…っ…くるし…」

「もう少し我慢しろっ…」


パンパンと音を立てて腰を動かすクラピカ。

「ひあっ!も…っだめっ…いっ…」

キルアの目から涙があふれた。

「……許してやるか…っ」

クラピカがそう言ったとたん、
キルアを縛っていた紐がほどけた。
その瞬間、キルアは放った。

「ああっ!!」

「ふっ…ずいぶん出したな…」


冷たい微笑を浮かべて言うクラピカ。
キルアは汗だくで息をきらしている。

「はぁ…はぁ…自分だって…イッたじゃん…」

そう言い返すのが精一杯だった。

「…まだ反省してないのか?」

クラピカがキルアのあごを上に向かせ、
睨んだ。

「だからっ…オレはやってねえ
って言ってるじゃん!!」

「おまえは私だけでは、あき足らないんだろう?
それとも…私が嫌いになったのか…?」

少しせつなく聞こえたのは気のせいだろうか。

「クラピカ…好きだよ…
クラピカだけだよ…オレは…っ…」

懇願するキルア。

「ねえ…この鎖も外してよ…
オレ…クラピカに触れたい…」


キルアが泣きながら訴えた。

「クラピカを抱きしめたい…
キスしたい…」



「キルア…」



クラピカは拳を握り締めて
耐え切れない様子だった。




つづく


これも先にPIXIVにアップしてましたが、
挿絵を一枚描きおろして、少し文を書き直しました。

続きはマンガの方にあります。







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