ホワイトデー記念小説

「マックスの返事」




「父さんにバレンタインに大きなチョコをもらっちゃったからなあ…」

マックスはホワイトデーに父さんにお返しをするつもりだが、何をあげたらいいか悩んでいた。

「ミッキー、何をあげたらいいと思う?」

マックスはミッキーに相談した。

「うーん…クッキーやマシュマロ、キャンデー、いろいろあるけど、
やっぱりグーフィーの一番大好きな物をあげたら喜ぶと思うよ!」

「父さんが一番大好きな物…」

二人で想像した。

『ボクの一番好きなのはマックスだよ!あひょっ!!』

「……」

「い、嫌だよ!そんなのっ!!」

「ハハッ!」

二人で何を考えているのだろうか。;



結局マックスはグーフィーに、棒のついたキャンデーを花束のようにしてプレゼントした。

「あっひゃ!マックスありがとう!!」

グーフィーは喜んだ。

何よりもそのプレゼントについていたカードの言葉が嬉しかった。


『世界一最高の父さんへ マックスより愛を込めて』




普段なかなか言えない言葉を思い切ってメッセージにしたマックス。

グーフィーの海より深い愛を、マックスもちゃんと受け止めていたのだ。

バレンタインほどもりあがらないホワイトデーだけど、
ラブラブカップルには十分すぎるほどもりあがる。

ラブラブな親子もね。



「マックス、大好き!!」


「わかってる…」











終わり








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